2017年10月末にオープンしたチャンギ国際空港ターミナル4(T4)!
盛りだくさんのテクノロジー、例えば
ー搭乗手続&手荷物預かりの自動化
ー出国時の顔認証システムの導入
ー手荷物検査や搭乗前チェックの徹底した省力化 がすごい!
と日本でも紹介されております
シンガポールに出現した「無人空港」の凄み | エアライン・航空機 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
空港好きな私としても早く体験したいのですが、日本との直行便でT4を使えないし、残念ながらチャンスに恵まれていません(;_;)
今回はその悔しさを胸に^^;、T4からT5へと突き進むチャンギ空港が目指す近未来についてまとめてみました!
目指すこと① 「キャパの増強」で「ハブ空港の地位強化」♪
ターミナル4(T4)自体は、既存のターミナルより規模は小さいものの、そのオープンで空港のキャパシティが年間1600万人プラスされることになります
それにとどまらず、来年以降の数々の増強策で、よりつながる空港を目指す方向です!
【キャパの増強計画(年間)】
ー2017年 △1600万人 ←T4のOPEN (完成前のキャパ6600万人)
ー2018年~2019年 △ 600万人 ←T1の施設容量UP (プロジェクトジュエル) ー2020年代初頭 30秒毎に1機の離着陸可能に(現在は1分毎)
ー2020年代中頃 △5000万人 ←T5のOPEN!
→T5のOPENで、T4完成前の2倍以上のキャパにUP!
ちなみに空港東側に建設予定のT5は、T1+T2+T3より大きいキャパを持つ予定です!
さらに、T5に関し、ある政府高官は
ー「T4はT5のテストベッドにすぎない」(強気の発言?^^;)
ー「T4での様々な経験が、より省力化するT5で何が可能か決めることになるだろう」
と述べています
どんなことが可能になるのでしょうか??
ーチェックインから、搭乗まで完全自動化?
ー空港での待ち時間がすごーく短くなる?
ー超短時間で乗継便に乗り換えられたり?
ー現金入らずのすべてスマホ決済?
ー体の不自由な方でも移動に便利な乗り物が自由に使えたり?
・・・・なかなか想像がつきません
きっと驚くようなテクノロジーで、量だけでなく、効率的で信頼性の高いオペレーションがT5でお目見えするかもしれません♪
今から楽しみです!!
目指すこと② オープンでコネクテッドでグリーンな空港!
チャンギ空港の「ハブ空港としての地位」を高めるべく競争しながら、オープンに地域とつながる国を目指すシンガポール!
さらに、他の空港と協同して、飛行機の運用マネジメントを開始しています
うまく連携することで、むだな上空での待機を減らし、消費する燃料の削減に成功するなど、エコな取組も進めているそうです
目指すこと③ 「システマティックな人材開発」で「よりよい仕事」
新しいチャンギ空港に関し、今回、色々な書類を読んでみて、意外なことに(?)、「人材開発を通じたよりよい仕事の創出」を狙いとして重視していることに気づきました
実際、T4の自動化導入などで人員数を約2割抑えられるとの試算があるようです
一方、政府の予測によれば、空港・海港セクション全体では、2025年までに13000人の新しい雇用が産まれるとしています
うーん、チャンギ空港だけというよりも、業界全体としては、スキルの高い人材を育て、新しい職種にどんどん移行していくことを想定しているのでしょうか??
すみません、ここらへんは、もう少し勉強したいと思っています^^;
まとめ
量を拡大してハブ空港として強化するだけでなく、持続可能な形でどんどん変化しつつ発展するチャンギ空港!
空港を利用する人だけでなく、働く人も含めて、いろいろな影響がありそうです
今後のシンガポールや地域の航空事情の近未来を占うT4!
ますます目が離せなくなりましたし、実際に見たい気持ちが強くなりました♪
以上、近未来のチャンギ空港が目指す3つのこと@シンガポールでした